【ルール3】

冷たい飲料は避け、消化管を冷やさない

「野菜は、生のままだと冷えを助長して胃腸トラブルにつながりやすいので加熱して食べるようにしましょう。サラダも、蒸したり茹でたりした温野菜を上手に取り入れてください」

また、冷たい飲み物も不調の原因に。常温か温めたものなら、胃腸に負担がかかりません。

「お酒も、ビールやスパークリングワイン、チューハイなどは控えめに。常温で飲める赤ワインや日本酒の熱燗、焼酎のお湯割りを選びたいもの。ただし、いずれにしても飲みすぎは禁物です」

【ルール3】冷たい飲料は避け、消化管を冷やさない

 

【ルール4】

お酒を飲みすぎた時は水分をたっぷり補給

アルコールには利尿作用があるため、脱水症状になりがちです。

「しかし、肝臓でアルコールを分解する際には水分が必要になります。お酒を飲んでいる間も、こまめに水分を摂るようにしてください。飲みすぎた翌朝は無理に食べず、味噌汁やスープなど温かい汁物を摂るようにしましょう」

 

【ルール5】

胃腸の働きを高める薬の力を借りる

胃を健やかに保つためには、胃粘液を増やすことも大切。

「食べ物の消化を助け、バリアとして胃酸などから胃を守る働きをしている胃粘液は、年齢とともに減少傾向にあります。自然には増えないものなので、薬で胃粘膜を保護するのも一つの方法です」

胃酸の分泌やぜん動運動を促す効果のある薬なども、上手に利用して。それでも不快感が治まらない時は、早いうちに専門医を受診しましょう。