2020年7月28日号

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[特集]
「相続」でモメない、泣かない、損しない

相続の悩みは財産のある人だけのもの、と考えていませんか。実は、遺産が自宅と預貯金、という一般的な家庭のほうが、その分け方をめぐって争いがちなのだそう。問題に直面したとき、仕組みを「知っている」ことは大きな強みになります。夫に先立たれた妻として、親を見送った娘として、そして義理の親を看取った嫁として――。女性をめぐる相続の「いま」を見つめます

●注目記事●

〈手続きは想像以上に大変で〉
パパが遺してくれたものと いまも向き合う毎日です
生島ヒロシ×梅宮アンナ

昨年12月に父の梅宮辰夫さんを見送った梅宮アンナさん。悲しみに暮れる間もなく、現在も相続手続きに奔走しているといいます。家族を亡くした後、困らないためには、どんなことをしておくとよいのでしょうか。自身の借金の経験からファイナンシャルプランナーの資格を取り、最近では相続の勉強もしているというアナウンサーの生島ヒロシさんと語り合いました

生島 アンナちゃん一家とは長いお付き合い。ですから2019年12月にお父さん(梅宮辰夫さん)の訃報を聞いた時には、本当にびっくりしました。あれから半年経って、少し落ち着いてきましたか?

梅宮 いいえ、まだまだ! お葬式の後から始まった相続関係の「書類地獄」が終わらなくて。自宅のある東京と母のいる神奈川県・真鶴を車で往復しながら、今日はお役所、明日は銀行とあちこち駆け回っています。母は憔悴して泣いてばかりですし、アメリカ出身なので日本語の読み書きがあまり得意ではありません。なので手続きは、すべて私が「梅宮家の長男」のつもりで頑張るしかなくて。父が死んだ悲しさや寂しさはあっても、今はまだ泣く暇もないですね。

生島 わかるなあ。僕が2011年2月に母を病気で亡くし、3月に東日本大震災の津波で妹を失った当時は、ちょうどそんな心境でしたよ。家族が亡くなった後の手続きは本当に大変なんです。それで皆さん、体力的にも精神的にもヘロヘロになっちゃうんだよね。

梅宮 亡くなってすぐに税理士さんから「相続税の申告と納付は死後10ヵ月以内に」と言われた時には、「そんなに長くかかるわけないじゃない」と甘く考えていたんです。ところが戦前に旧満州で生まれて、俳優になってからも住まいを転々とした父の足跡をたどるだけでも大仕事。新型コロナウイルスの影響で外出できない時期もあったので、「もうあと3ヵ月しかない!」と焦っています。
(一部抜粋)


他にも、専門家による「女性が泣きを見ないための 相続相談室」、加藤和也さんのインタビュー「母「美空ひばり」の すべてを 受け継いだ者として」、前田けゑ「養子縁組で資産15億円を相続。 今、一番ほしいのは「家族」です」などが掲載されています。

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[第二特集]
あるある!ジェネレーションギャップ

何気なく発した一言や、当たり前と思っていた感覚が、若い世代にはまったく通じていなかった!と気づいた時の、なんとも言えない気持ち。「世代間のズレ」にドン引きすることもあれば、自分がされている場合も……。いまどきの若いひとたちの言葉、感覚、カルチャーとの間にある世代間のギャップを味わい、楽しんでみようではありませんか

●注目記事●

〈ワンチャン、映える、卍…… あなたはいくつ知ってる?〉
JKになったつもりで やってみよう
「若者ことばテスト」に挑戦!

近頃、街で若者が話していることばや、テレビから聞こえてくることばがよくわからないというあなた。編集部が心を込めて、JK(女子高生)語から問題を作成しました。読者のみなさんは、何点とれるでしょう?レッツチャレンジ!

【問題1】次の語句の意味を4つから選びましょう

(1) イチキタ
 a 一番に到着  b 一度にたくさん来た  
 c 一時帰宅   d 今日一番のチャンス到来!

(2) ワンチャン
 a 王 貞治  b ペットの犬
 c もしかしたら、ひょっとしたら、〜かもしれない
 d one more chance(チャンスをもう一度)の略
(一部抜粋)


他にも、泉麻人さんと能町みね子さんの対談「そのプライドを捨てて、〝違い〟を楽しんだもの勝ち​」、読者アンケート結果発表「世代間の深〜い〝溝〟を 感じた瞬間」が掲載されています。

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[連載]

〈清水ミチコの三人寄れば無礼講〉
「仏心でラプソディー」
ゲスト 川谷絵音 & 小籔千豊

清水ミチコさんのモノマネの被害者でもある川谷絵音さんは、息をするかのように名曲を生み出していくスーパーマン。片や、ともにバンド「ジェニーハイ」を組む小籔千豊さんは、芸人、コメンテーター、ドラマーとマルチな活躍が止まりません。そんな天才を超える(ジェニーハイな)2人は清水さんの想像を超える秘話をどんどん繰り出して

清水 一緒にバンドやろう、と声をかけたのはどっちだったの?

小籔 MCを務めていた番組『BAZOOKA!!』の打ち上げの席で、スタッフからバンド企画の話が持ち上がって。それなら、レギュラーメンバーになったくっきー!と(中嶋)イッキュウさんと一緒にできたらいいな、と思いました。

清水 小籔さんはドラムがうまいしね。

小籔 でも、ほんまもんのミュージシャンはイッキュウさんしかいない。やるなら、補強メンバーが必要です。それで僕が挙げた名前が、新垣隆さんと川谷さんだった。

清水 すごい組み合わせ(笑)。よくその名前を思いついたね。

小籔 新垣さんは例の騒動後、最初に出た番組が『BAZOOKA!!』だったから、ぜひキーボードをお願いしたい。あとは誰に曲を作ってもらいたいかを考えたとき、僕が「ゲスの極み乙女。」が好きだったのと、いくつものバンドを掛け持ちしている川谷さんなら引き受けてくれるんちゃうか、と思って。

清水 川谷さんもよく引き受けたもんだね。

小籔 「自分のバンドで手一杯」と言わない気はしましたね。

川谷 あははは。(一部抜粋)

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[読みもの]

〈『ハケンの品格』の脚本家が語る〉
中園ミホ
占いで運気の上下を知れば どんな試練も 乗り越えられる

『ドクターX』をはじめヒットドラマを生み出す脚本家の中園ミホさんは、占い師の顔も持っています。「人生は全部占いで決めてきた」と言う中園さんが明かす、占いの魅力や活用法とは

これまで30年以上、脚本家として生きてきましたが、今、私がこうして脚本家の仕事を続けられているのも、実は占いのおかげです。「占い」と聞くと、「なんだか怪しい」と敬遠する方もいるかもしれませんが、決して怖いものではありません。むしろ、自分の人生をよりよく、より幸せにするための指針になるもの。私自身もこれまでの人生で、占いの教えを頼りに数々の決断をしてきました。

人生には人それぞれに運気の上がり下がりがあって、一生を通じて“運のいい人”や“運の悪い人”は存在しません。「私は運が悪い」と思っている人は、もしかすると、幸運の波にうまく乗りきれていないだけなのかも。だからこそ、自分の運のうねりを占いで教えてもらい、「ここぞ!」というときに、背中を押してもらうことが大切。私はそう考えているのです。

占いに興味を持ったのは14歳のとき。実は、私が10歳のときに父が急死しているんです。前の晩まで普通に過ごしていたのに、翌朝、私が起こしに行ったら布団の中で亡くなっていて。たまたまだったとは思うのですが、なぜ、私が起こしに行ったときに亡くなっていたのだろう……、自分は邪悪な人間なんじゃないかと、気に病むようになってしまいました。

そんな私に、母の友人で占いの大家である今村宇太子先生が「あなたは、人の運命を強く引き寄せる人だから」と言ってくださった。それは決して悪いことではなく、「人の生死にかかわる現場に立ち会うような星を持って生まれてきたので、人より大変な道を歩むことになるかもしれない。それでも頑張って生きていけば必ず大きなものをつかめます」と。その言葉が大きな救いになったのです。(一部抜粋)


他にも、

〈「ウィズ・コロナ」とは言えない〉
北野武
「ヤワな優しさ」を捨て、 「野性」を取り戻せ

〈姉と作ったコントが、私の原点〉
友近
背負うものは多いけれど、 「笑い」の自由を手に入れた

新連載!
純烈・酒井一圭のお悩み相談室
脱衣所からこんにちは

〈最新の「知」は中学校教科書にあった〉
池上彰×佐藤優
ポストコロナの時代、 教養と学びはどう変わる?

〈初代ジャニーズから今年デビューの グループまでを振り返る〉
近田春夫×矢野利裕 
ジャニーさん没後1年︱︱ アイドルたちの 「これから」は?

などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!

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