巣ごもり生活で、体が重いと感じている人は少なくないでしょう。そこで毎日の習慣にしたいのが、「ラジオ体操」です。単なる準備運動と思ったら大間違い。ポイントを押さえて動作を行うことで、うれしい健康効果が得られるのです。「いち、にっ、さーん、しっ」と慣れ親しんだリズムに乗って全身を動かし、軽やかな心と体で元気に過ごしましょう。今回は腕や体を動かして柔軟性をアップ(実演:平井孝子〈全国ラジオ体操連盟理事/指導委員〉 撮影:本社・八木沼 卓 構成:本誌編集部)

効果を高める3つのポイント/【1】伸びの運動

筋トレもウォーキングも続かないというあなた。今年は「ラジオ体操」を習慣にしませんか? おなじみのあの運動には、さまざまな健康効果が秘められていました。

 

【2】腕を振って脚を曲げ伸ばす運動

太ももやふくらはぎの筋肉を刺激することで全身の血流をアップ。
リズムに乗って腕や脚をポンプのように動かそう。

《START》腕を交差しながらかかとを上げる

腕を交差しながらかかとを上げる

 

(1) 腕を横に振りながら、脚を曲げ伸ばす

腕を横に振りながら、脚を曲げ伸ばす

 

(2) 腕を振り戻しながらかかとを下ろして素早く引き上げる

腕を振り戻しながらかかとを下ろして素早く引き上げる

(1)~(2)を8回繰り返す

《アドバイス》

かかとの上げ下げとふくらはぎの筋肉に意識を向けながら行うこと。また、足首、ひざ、股関節の3つの関節を柔らかく使えると◎