ジャニーさんのDNAを受け継いで
――光一さんからご覧になった勝利くんは?
堂本:本当に真面目なんですよ。本来だったら皆で食事に行っていろんなことを話して、お酒もいただきながら「勝利の悪い部分出たー!」って言いながらね(笑)、いろいろ育んでいくところなんですが、コロナ下でそれもできないので。
佐藤:飲むと意外に毒が出るんです。(笑)
堂本:あー、出るんだ! いいね、そういうのがね、公演中も見られるといいんですけどね。
――今回、新曲がありました。
佐藤:これまで『Endless SHOCK』のライバルの曲はその人に合わせたものだったんですけど、今後は今回の曲がこれからの定番になっていくと聞いて緊張しました。ライバルの気持ちなど感情がすごく表現されている曲なので、声を枯らすくらい思いを込めて歌うようにしています。大変ななか、稽古中も光一くんがずっと横にいてくださって。
堂本:ちょっとありえないくらいのスケジュールなんですよね。今日もこれが終わったら、舞台を『Endless SHOCK -Eternal-』の仕組みに変えなきゃいけない。我々の立ち位置も変わってくるので、もう皆てんやわんやで。一体誰がこんなことやろうって言い出したのかっていう……。
佐藤:座長です!(笑)
堂本:本当にね、申し訳ないと思って(笑)。もう大変です。『SHOCK』の初演の時なんか、ゲネプロが終わったのが本番の45分前。そこからセットを直さなきゃいけないから、ジャニーさんに「30分押しにしたい」と言ったら、「そんなのダメに決まってるじゃない!」って怒られたのを思い出したりとか(笑)。「定時に開けるんだよ!」ってジャニーさんらしいでしょ?
佐藤:バタバタした理由はジャニーさんが結構大きいと思うんです。(笑)
堂本:本当にそれはあるよね! 今回もそんなてんやわんやのなかでやってるんですけど、すべては俺が悪いんです。
佐藤:やっぱりジャニーさんのDNAを受け継いでいる気がします。