元気になってからの入院生活は長かった
温度と湿度が一定である病室に看護師さんたちと娘といて安堵の中、久しぶりに眠ることができた。翌々日には、喉の痛みもひき、飲み込みもできて、娘と『コードブルー』の映画を観て「病院で病院の映画見られるなんて凄いことだからね」と言いながら、映画に感動して泣ける余裕も出てきた。その次の日には点滴がとれた。『鎌倉殿の13人』も笑いながら見られた。
看護師さん達は優しく、退屈な娘にあれやこれやと気をつかってくださった。友人が2度差し入れをしてくれた。(もちろん会えないが)チータラ、サラミなど。娘の希望。
ある程度回復してから(咳はなかなかおさまらず)
29日の退院までは、これまた、ある意味、ものすごく、長かった。
自宅待機期間内は入院してください、というのがこの病院の決まりのようだ。
それにしても、入院してひしひしと感じた。
お医者さん、看護師さんたちの、どれほど大変なことか。保健所の方達もそうであろう。感謝という言葉では収まりきらない複雑な気持ちになっていた。
元気になってからの入院生活。長かった。
が、贅沢な悩みである。
それは、また別の話。
青木さやかさんの公式HP
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