2019年9月10日号

 

[特集]
〈あなたの健康常識、もう古い!?〉
「いつまでも元気」を叶える秘訣

何歳になっても背筋を伸ばして歩き、よく笑って、好きなものをおいしく食べたい。そのために必要なのは、激しい運動でも、つらい食事制限でもありません。あなたがよかれと思って続けていた習慣が、体にとって逆効果だった、ということもあるのです。最新の健康情報や、ハツラツと輝くご長寿さんたちのライフスタイルを参考に、今日から生活を見直しましょう

●注目記事●

 

〈ルポ〉
頭脳明晰、背筋ピン! 
アラウンド100歳、「お達者さん」に学ぶ長生きの知恵

篠藤ゆり

90歳を超えてなお若々しく、元気に自立している人には、いったいどんな秘密があるのでしょうか? 3人のお達者女性の暮らしぶりを拝見し、健康を保つために習慣にしていることを聞いてきました

俳句や手紙を書いて脳をフル回転
ー伊原美代子さん(91歳)

「私の元気の源は俳句。心の支えになっています」。そう語るのは、91歳になる伊原美代子さん。本格的に俳句に取り組みだしたのは、子育てを終えた50歳の頃。今もほぼ毎日俳句を作り、ファクスを利用した通信句会に参加するほか、月に1回は千葉県の自宅から東京まで句会に出かけている。

「句会に行く時はウキウキします。男も女も一緒に俳句を楽しみ、終わったら飲みに行ってワーッと話す。楽しいですよ」

美代子さんは87歳の時に心臓にステントを入れる手術を受け、薬も飲んでいるので、「ビールが飲めないのがちょっと残念」だとか。

「俳句は材料費もかからないし、元手は脳だけ。料理をしながらでも、ホームで電車を待つ間も考えられます。それに腹が立つことがあっても、俳句にしてしまえば解消される。だからストレスがたまらないんです」

思いついたらすぐに手帳やチラシの裏などにメモし、後でノートに清書する。句の感想を綴った手紙を俳句仲間とやり取りすることも多い。とにかく手をよく動かし、文字をたくさん書いている。

また、「読書は脳を柔軟にする」が持論。司馬遼太郎の歴史小説から池上彰の世界情勢に関する本まで、関心の幅は広く、書棚には野球評論家の野村克也が書いた本も。時には娘さんと東京ドームに観戦に行く。目下注目しているのは、読売ジャイアンツの坂本勇人選手とソフトバンクホークスの甲斐拓也選手だという。

美代子さんは脳だけでなく、肉体も若々しい。「私、好奇心の塊なの」と言いながら正座した状態からパッと立ち上がり、小走りで本棚へ向かう姿は、60代と言っても通る。
(一部抜粋)


他にも、 池谷敏郎さんと高橋惠子さんの対談「病気を防ぎ、しなやかに生きる。若さのカギは血管にあり」、「令和時代のこれが常識! ヘルス検定」、仁支川峰子さんの告白「離婚、改名直後にがんが発覚。すべては神様からのご褒美と受け止めて」、サンプラザ中野くんの食生活「不調と父の病を機に、〝食べない生活〟を始めてみたら」などが掲載されています!

目次・購入

 

[第二特集]
〈そこに生き方が表れるから〉
幸運を招く「顔相」

目、口、鼻、耳、ホクロ――顔のパーツや形には、その人の性格や運勢が映し出されるといいます。でも、生まれ持った顔を変えるのは難しいと思っていませんか? 実は、日々の心がけやメイクで顔つきは変わり、運気をアップできるのです

●注目記事●

 

〈お金、愛情、仕事、人気……あなたが今ほしいものは?〉
顔のパーツに宿る運を知って
人生を好転させる

岡井浄幸

“幸せそう”“不幸そう”など、なぜか顔に表れてしまう人の内面。それは「脳が顔を作るから」と、観相学の大導師として活躍する岡井浄幸さんは言います。顔のパーツがもつ意味と、ちょっとの工夫でよい運気を呼び込む方法を聞きました

眉の形を変えたら
人生が好転していった

顔のパーツから、その人の性格や運命などを観る“観相学”。その歴史は古く、約1600年前の禅宗の祖、達磨大師までさかのぼります。達磨大師が多くの人の顔を分析して編み出した観相術に、私の師である故・藤木相元先生が脳科学や深層心理学といった科学的根拠で裏づけし、確立したものが嘉祥流観相学です。

首に大きな数珠をかけ、テレビ番組に出演していた藤木先生のことを覚えている方も多いのではないでしょうか。私と観相学との出会いは、仕事のご縁で知り合った先生から「眉の形を変えたほうがいい」と言われ、アイブロウペンシルで“情感が豊かで人から好かれる”緩やかなカーブの「三日月眉」に描き直してもらったことがきっかけです。その頃の私の眉は、我の強さが出てしまいがちな“戦いの眉”といわれる「剣眉」。それから自分で三日月眉を描き続けた結果、肩の力が抜け、その頃抱えていた悩みから奇跡的に解放され、人生が好転していったのです。

なぜ、そうしたことが起きるのか。それは、「顔は脳をうつす鏡」だから。嬉しいことがあれば顔が紅潮し、怖いことがあれば青ざめる。このように一瞬一瞬、脳の思考は形や表情となって顔に表れるのです。
(一部抜粋)


他にも、 岡井浄幸さんと春風亭小朝さんの対談「運命や生きざまが見えてくる〝観相学〟に夢中です」、村木宏衣さんのメソッド「ほぐして、ゆるめる"顔筋ケア"でなりたい顔に」が掲載されています!

目次・購入

 

[読みもの]

 

新連載 
〈中村竜太郎の「会いたい人に会いに行く!」〉
ゲスト・MISIA
「歌とは、幸せを願うこと」

『週刊文春』エース記者として数々のスクープを放ってきた、ジャーナリストの中村竜太郎さん。近年はテレビやラジオでも活躍する彼が、今、注目する人に会いに行く、という連載がスタート!第1回は、1998年のデビュー以来、その豊かな歌声で多くの人を魅了し続けている歌手のMISIAさん。音楽活動に加え、この夏はあることに力を注いでいるそうで─

舞台裏はものすごい緊張感

中村 こんにちは。昨年末の『NHK紅白歌合戦』でのMISIAさんの歌唱は、圧巻のパフォーマンスでしたね。出演して、いかがでしたか。

MISIA 紅白でNHKホールに出演するのは初めてでしたが、会場自体はライブで使ったことがあり、いつもと同じように歌を届けるという気持ちで臨みました。生音にこだわって演奏しようということになって、「アイノカタチ」「つつみ込むように…」を歌わせてもらいました。舞台裏はものすごい緊張感でしたが、初めて経験して思ったのは、良いステージを作ろうというエネルギーが溢れているということ。すごくいい活力をもらいましたね。

中村 歌う時は緊張しますか?

MISIA 緊張しますね。でも歌う前にプロデューサーが「カメラの向こうにはいろんな人がいる。番組を自宅で見ている人、家族で見ている人もいれば、入院先の病室で一人で見ている人もいる」と。それを聞いて、歌を届けたい人のイメージがはっきりと見えて、みなさんが「来年はいい年になるかも」と思えるような歌を歌いたいと思いました。だからあの時は、いつも以上に心を込めて精一杯歌いましたね。

中村 紅白ではサザンの桑田さんとユーミンの絡みが印象的でしたが、同じ舞台にMISIAさんの姿も。

MISIA はい、すごく楽しかった(笑)。ステージでは先輩方に、あっちに行くのよ、こっちに行くのよって立ち位置を教えてもらったり。でも最後はお祭りムードで、もう立ち位置とかは関係なかったかも(笑)。ステージに上がっちゃったら、あとは一所懸命やるだけですしね。

中村 自分の歌を歌い終えた時はどんな気分でしたか。

MISIA 内村(光良)さんや櫻井(翔)さん、あと(広瀬)すずちゃんがその場で感想をくださったのが嬉しくて。コメントは台本にはないそうで、みなさんの言葉に感動しちゃいました。振り返ると、会場が一体になっていましたね。その雰囲気が多分テレビでも伝わったんじゃないかな。
(一部抜粋)

目次・購入

 


他にも、

〈表紙の私〉
山あり谷あり
星野源

〈カラーグラビア〉
平野紫耀
ありのままの自分で

〈95歳&94歳が語り合う 後篇〉
物のない時代から 必死に書いて生きてきた
佐藤愛子× 橋田壽賀子

〈元 吉本興業役員が提言〉
芸人の"働き方"を見直し、
「お客さんファースト」の吉本を取り戻せ

竹中 功

などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!

目次・購入