蒲田治道(真風涼帆)が麗しの剣士として登場する幕開け(撮影:岸隆子)
現在発売中の『婦人公論』1月28日号には、宙組公演「El Japón─イスパニアのサムライ─」の見どころを掲載中だ(撮影=岸隆子、取材・文=石橋法子)

陰の殺気と、再びの愛を知り躍動する陽の生気

「El Japón(エル・ハポン)─イスパニアのサムライ─」は、スペイン南部の町に実在する“サムライの末裔”に想を得た大野拓史作・演出のオリジナルミュージカル。1613年、仙台藩から慶長遣欧使節団の一員としてイスパニアに渡った夢想願流剣術の名手、蒲田治道が辿る数奇な運命を描き出す。勇壮なテーマ曲に胸躍る、ヒロイックな娯楽活劇となっている。

伊達政宗の護衛役も務める剣豪、蒲田治道。忠義の果てに愛する人を亡くした過去を持つ男の心の揺れを、真風涼帆が繊細に演じる。陰の殺気と、再びの愛を知り躍動する陽の生気。対極のコントラストも鮮やかに黒髪剣士がはまり役だ。

毅然としたヒロインを演じるのは、星風まどか。カタリナは大農場から日本の娘たちを保護したことで治道らと出会う。芹香斗亜は謎の男を余裕たっぷりに好演している。

◆『El Japón(エル・ハポン)─イスパニアのサムライ─』あらすじ

慶長18年。貿易交渉のため使節団の一員としてイスパニアに渡った剣豪、蒲田治道(真風涼帆)。夫亡き後宿屋を営むカタリナ(星風まどか)が不当に搾取されるのを見過ごせず、現地で出会った謎の剣士アレハンドロ(芹香斗亜)らと悪徳大農場主とその息子エリアス(桜木みなと)と対決することに

 

ショー・トゥー・クール
「アクアヴィーテ!!〜生命の水〜」

作・演出の藤井大介が奥深いウイスキーをテーマに“大人の宙組”で酔わせる。芳醇な薫りに絡まる視線、ハートを撃ち抜く指差しウィンクにノックアウト必至!

酒の力が普段とはひと味違うスターらの表情をのぞかせる。NY摩天楼の夜景をバックに真風、芹香、桜木の色男3人が客席に降りて甘い言葉を囁く場面も

※本公演は、東京宝塚劇場にて、2月16日まで上演予定です。次回は2月25日号で雪組公演をご紹介します


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