アパホテルの元谷芙美子社長の財布は?(撮影:藤澤靖子)
お金に愛される人の財布やお金の使いかたには、「なるほど」とうなる秘訣があるのでしょうか。やっぱり長財布? 高級ブランドもの?──予想を軽々と超えるリアルがそこにはありました。アパホテルの元谷芙美子社長の財布は意外にも__(構成=山本千尋 撮影=藤澤靖子)

封筒財布はシンプルで合理的

以前はブランドもののキラキラした財布を使っていましたが、重くて、バッグの中でかさばるのが悩みでした。人間と一緒で、財布も外見ではなく中身が大事。そう考えて、必要なものをすぐに取り出せるシンプルさを求めた結果、4~5年前から銀行の封筒を財布として使うようになったのです。

今も元気に仕事を続けられるのは、お客さまや社員、そして家族のおかげ。封筒には感謝の意を込めて、「お金は大切に使いましょう」という言葉と自分の名前を必ず書くようにしています。10万~20万円入れておくのが習慣ですね。

封筒も大切に使い、ボロボロになったら交換する

そして小銭や領収書などは、孫からもらったサンリオキャラクター「ぐでたま」のジッパー付きビニール袋へ。中に何が入っているか一目でわかるし、とても使いやすいですよ。領収書類はその日のうちに取り出すようにしています。このスタイルにしてから、帰宅後の整理もずいぶん楽になりました。