「ファンのみなさんに直接会って歌を届けたい。その一心で今は全国ツアーをどうすればできるか模索しているところです。」(撮影:宅間國博)
舞台『ローマの休日』に出演する加藤和樹さん。これまでに数々の舞台に出演し演劇界で確固たる地位を築く一方、音楽活動にも力を入れています。二刀流で多忙な彼のストレス発散法とは──(撮影=宅間國博 取材・文=婦人公論編集部)

歌うことがライフワーク

昔から料理が好きで、忙しいときほどストレス発散のために作るんです。新型コロナウイルスの影響で出演予定だったミュージカルが休演になり、ライブもできなくなってからは、さらに料理をする機会が増えました。

よく、大好きな「ラーメン二郎」のラーメンをスープからチャーシューまで自作するんです。できあがりは似て非なるものだけど、味は最高に美味しいですよ。とにかく凝り性なので、やり始めたら止まらない。最近はローストビーフ作りにはまっています。

もう一つ、僕にとってストレス発散法とも、ライフワークとも言えるのが、歌うこと。ミュージカルの舞台に立ったあとで、夜通し一人カラオケをするほどです。6月にはアルバム『Addicted Box』もリリースしました。

ファンのみなさんに直接会って歌を届けたい。その一心で今は全国ツアーをどうすればできるか模索しているところです。ライブこそが僕の居場所なので。いつか必ず、みんなと一緒に盛り上がれるエネルギーに満ちた時間を作るから、その時はぜひ遊びに来てください。