アブラナ科の特性が肥料に最適

葉や茎が肥料となるのなら、どの植物も緑肥作物として利用できるはずです。でも、緑肥作物として栽培されるためには、役に立つためのプラスアルファの性質をもたねばなりません。

「サツマイモを栽培する前に、ナノハナを緑肥作物にすると、サツマイモが病気にかかりにくい」などといわれます。

これは、アブラナ科の植物は、「グルコシノレート」という物質を含んでおり、この物質は土壌中で「イソチオシアネート」という物質を生み出すことが原因です。この物質は、有害なセンチュウや土壌にいる病原菌の増殖を抑える効果があります。ナノハナが、緑肥作物といわれるのは、大きく成長する時期が早いのに加えて、このような働きをするからです。

この植物は、「美しい眺めをつくる」という意味で、「景観植物」といわれます。でも多くの場合、景観植物としてだけではなく、緑肥作物として栽培されているのです。

ナノハナ(菜の花)

[科名]アブラナ科
[原産地]地中海沿岸地方
[都道府県の木・花]千葉県
[花言葉]活発、予期せぬ出会い