化粧は「大人のたしなみ」、すっぴんは恥ずかしい……。そんなふうに考えている人は案外多いかもしれません。 けれどベースメイクをすることは、自分の肌を守ることであり、自信を取り戻すためのツールでもあるのです。そこで、ハレの日「松」、外出の日「竹」、家で過ごす日「梅」というシチュエーションに合わせた肌づくりを提案し、大人におすすめのアイテムを紹介。疑問や悩みにも答えます。第3回は「松」編です(イラスト=別府麻衣 文・構成=片岡えり)

ドレスアップするハレの日には、
丁寧にエイジレスな肌仕上げを

とっておきの洋服を着て髪を念入りにセットした日は、肌もドレスアップ。

「下地で土台を整えてから、美容成分たっぷりのリッチなクリームやリキッドでハリとツヤを演出して。

仕上がりを見て、どうしても気になる影や色ムラがある場合は、コンシーラーで消し去りましょう」。

 

クリームファンデーション

ごわつく肌や乾燥肌にもしっとりフィットし、女性らしい艶やかさを演出するクリームタイプ。
カバー力がありつつ、豊かな輝きでイキイキした印象に見せます

コンシーラー

隙のない肌に仕上げたい時は、目の下の影や小鼻の色ムラをカバー。
ファンデーションを塗った後にコンシーラーを薄くトントン