国の天然記念物に指定されている群生地

この植物には、「三大自生群生地」といわれる場所があります。愛知県の「小堤西池(こづみにしいけ)」、京都府の「大田沢(おおたのさわ)」、鳥取県の「唐川(からかわ)湿原」の3カ所です。

愛知県刈谷市の小堤西池は、広さ約2万3300平方メートルであり、5月中旬から下旬にかけてカキツバタが咲き誇ります。1938年に、国の天然記念物に指定されています。

京都市にある大田神社の「大田の沢」は、京都三大祭の一つである葵祭(あおいまつり)で知られる上賀茂(かみがも)神社の東約500メートルの場所にあり、5月上旬から中旬に、2000~2500平方メートルの沢に約2万5000本の花が咲き誇ります。1939年、国の天然記念物に指定されています。

鳥取県岩美町の唐川にある湿原は、1万平方メートルを超え、5月中旬から6月初旬に、ものすごい数のカキツバタが花咲きます。1944年、国の天然記念物に指定されています。