「原始ハス」は大阪府の天然記念物

これは、弥生時代から約2000年の間、遺跡の中でじっと生きのびてきたタネから生まれたハスです。そのため、「大賀ハス」が「古代ハス」とよばれることもあります。

しかし、本来の「古代ハス」という名称のハスは、別に存在します。1960年に、埼玉県の行田市が天然記念物に指定したハスです。ただ、その後、「そのハスは枯死(こし)した」といわれました。ところが、1973年、行田市のある工事の掘削あとにできた池に、このハスが復活して、花が咲き、「行田ハス」と名づけられました。これが「古代ハス」とよばれています。

「原始ハス」とよばれるのは、大阪府の天然記念物に指定されている「枚岡(ひらおか)の原始ハス」です。東大阪市善根寺(ぜんこんじ)に栽培されていたハスを1936年に大賀博士が「原始ハス」と命名したものです。1970年に大阪府の天然記念物に指定されています。

ハスのつぼみ
ハス(蓮)

[科名]スイレン科
[別名]ハチス(蓮)
[原産地]アジア、エジプト
[花言葉]雄弁、遠ざかった愛