メリーさんの弟・ジャニー喜多川さんのお別れの会に訪れたファンの人々。2019年9月4日 (写真提供◎読売新聞社)

マネージャーとしてジャニーズを支え

弟思いという点では、ジャニーズ事務所を創立したジャニーさんのことも献身的に支えていたと風間さんは振り返る。

「ジャニーズに続き、フォーリーブスが売れて忙しくなり、メリーさんはマネージャーとしてよくタレントの面倒を見ていました。彼らも姉のように慕っていた。テレビの現場で江木敏夫のブラウスのほつれを縫ってあげたりしていましたね。衣装にもメリーさんがアイデアを出していて、在米の友人からアメリカのTVショーのビデオを送ってもらい、ステージ・ファッションのヒントにしていた。その後、郷ひろみをジャニーさんがスカウトしてきた。

ただ、ジャニーズ事務所にも『冬の時代』があって。フォーリーブスの青山孝史の父親がホリプロにいて、引き抜かれそうになったりして結局解散し、まだマッチ(近藤真彦)も売れる前で、事務所のマネージャーも3人しかいなかった。

その後、錦織(一清)、植草(克秀)、東山(紀之)らが入り『少年隊』がデビューすると事務所の仕事が忙しくなり、泰ちゃんとはマンションを別にして住んでいました。

メリーさんとジュリーさんで同じマンションの4階・5階に住んで、上下をぶち抜いてつなげてね。『ここのマンションは橋本龍太郎首相がいるから交番がついている。警備がしっかりしていていいのよ』と言ってましたね」