「単為結果」あるいは、「単為結実」とよばれる性質

キュウリは、本来、このような性質をもつものです。しかし、家庭菜園などで栽培していると、雌花が咲けば、それを支えるように小さな実がついており、オシベの花粉がつかなくても、その実は成長し、食べられる大きさになります。

これは、花粉がつかなくても、実が大きくなるという「単為結果(たんいけっか)」あるいは、「単為結実(たんいけつじつ)」とよばれる性質です。花粉がついていないので、実の中にタネはできていませんが、食用としては、それで役に立ちます。

夏が旬のキュウリは、ほぼ一年中、市販されています。冬でも、温室やビニールハウスで栽培されているのです。ハチやチョウチョのいない、そのような環境の中で、実ができてくれるこの性質は、私たち人間にとっては、都合のいい性質であり、品種改良の過程で、キュウリが身につけた性質といえます。

キュウリ(胡瓜)

[科名]ウリ科
[別名]カラウリ(唐瓜)
[原産地]インドなどの熱帯アジア
[花言葉]洒落