家庭からの仕送り金額

よく、奨学金返済に苦労する若者に対して、「計画性がない」「もっとよく考えるべきだった」なんて言う人たちがいる。
しかし、生涯年収の差を考えれば、大学に投資することは懸命だ。奨学金を借りないということはつまり進学を諦めることなわけで、進学したい学生に経済的理由で諦めろなんて、そんな残酷なことがあるだろうかと思う。
そして、18歳という年齢で、社会人になったときのことを予測することはほぼ不可能なのも事実である。(もちろん奨学金を借りることの重さについては知っておくべきだが)

実際、有名企業に勤めても病気などで退職せざるを得なくなることだってあるし、コロナの影響で安泰だったはずの産業が次々に苦境に立たされている。

高校時代の親友に、大学生の時、仕送りを月いくらもらっていたか聞いてみると、「それって家賃込み?」という返事が返ってきた。家賃を親に払ってもらうという世界があったことに衝撃を受けた。
「家賃込みだと、15万円かなあ」

15万円って、今の私の手取りやん・・・と再び衝撃を受ける。
そしてもう一人は「10万円かなあ」とのことだった。
この二人が特殊かと言えば、決してそんなことはない。

大学生の家庭からの仕送りの平均は月9万5000円というデータもある(日本学生支援機構:令和2年度学生生活調査)