人生も終盤。年齢を重ねた今、「終活」が気になりつつも、難しそうなイメージが先立ち、行動を先送りにしているあなた。「終活」は自分の人生を振り返り、充実した余生を過ごすための今すぐできる、人生終盤の楽しい行動と考えてみませんか?

人生の終盤を機嫌よく過ごすための早めの準備

今や「終活」という言葉は、世間に広く知られるようになりました。「死を前提にした話なんて縁起でもない!」と顔をしかめる人もひと昔前よりは少なくなりましたし、「終活」をテーマにした書籍やテレビ、映画、講演会なども増えています。厚生労働省調査「平均寿命の年次推移」(下表)によれば、女性は男性よりも約6歳も寿命が長いのです。人生の終盤を機嫌よく、スマートに過ごすポイントは、「終活」にあると言ってもいいのかもしれません。

何事においても準備に早すぎることはありません。ましてや「終活」は心身が元気なうちに始めてこそ、残りの人生を気持ちよく過ごせると考えられます。 準備が早ければ選択肢が広がり、考え方にも余裕が持てますし、一度決めたことの修正や変更にも対応できるでしょう。万が一、アクシデントに見舞われても何かしらの対応ができるはずです。

あなたの終活はどこまで進んでいますか?

 

「終活」のきっかけは、普段の暮らしの中にある

関心はあるけれど、何から始めていいかわからない、難しそう、考えることが多すぎて嫌になる、だから実践に至っていない。「終活」のことを、こんなふうにとらえてはいませんか。

アンケートの回答によれば、終活に取り組んだきっかけは、「病気になって死を身近に感じた」「両親の介護に関わるようになった」「子ども夫婦との同居」「夫の遺品整理」など。実は、いつ、だれにでも起こり得ることがきっかけなのです。

「終活」のポイントは、「わかるように見える化」です。衣類や食器などの「見える化」は、断捨離などで比較的簡単にできるでしょう。一方、つい後回しにしがちなのが財産関係、そして認知症になった時のことや延命治療などの終末期医療関係です。

財産関係の話でよく聞かれるのが、「自分はそれほど財産を持っていないから、考えなくても大丈夫」という言葉です。しかし安心は早計、禁物です。自分が思ってもみないモノやコトが相続の対象になることもありますし、相続人のことを考える必要もあります。まずは財産の「見える化」をして、わからないところは専門家に相談してみるのがよいでしょう。

実際に取り組んだ終活はどのようなものですか?(複数回答)

 

専門家のアドバイスも活用し理想の終活を完成させる

「終活」とは、自分の人生を見つめ直すことであり、残りの人生をご機嫌に過ごすための大切な行動です。一人で考えたり、経験者に話を聞いたり、不安なことやわからないことの解決には専門家への相談が近道。いずれにしても、今から「終活」を始めることで、あなたの人生は充実し、理想の最期に近づくことでしょう。

実際に取り組んでみて、思うことはありますか?

※アンケート結果は、2021年8/10号 特集「終活ーいまを豊かに生きるために」における 読者アンケート、「100人の『やってよかった』『やらなきゃよかった』」より抜粋