常識にとらわれず型にはまらない学びを

常識というものは、型の記憶を繰り返すものに過ぎません。

過去が現在に役立っている、それが常識です。

受験の準備のためでなく、個人の希望と長所に従って、自由に学べる制度を望みます(写真提供:Photo AC)

常識家というものは、いろんなことを知っていて、生きた百科事典のようなものです。

石橋をたたいて渡るというふうな、堅実な生活を基礎づけるためには役立ちますが、保守的にかたむきやすく、新しい生活の発明家にはなりにくいという欠点があります。

こうしたことを考えないで、常識を教えこもうとすると、人間の生活は停滞し、進歩しなくなってしまいます。