パ・タ・カ・ラ発声

高齢になるほど、言葉がもごもごした感じになりやすいのは、舌の筋力が衰えるせいもあります。

この「パ・タ・カ・ラ」発声はもともと、誤嚥防止のために開発されました。

発声しながら口を大きく動かすことで、口や舌の動きが鍛えられます。のみこむ力が向上して、言葉もはっきりしてきます。

「えっ?」と聞き返されて、ムキになって大声でしゃべると、のどを痛める原因にもなります。滑舌をよくすることを心がけましょう。

『毎日10分-長生き風呂カラオケ』(著:渡邊雄介/中央公論新社)
(1)口と舌を大きく動かしながら「パ・タ・カ・ラ」と、はっきり発声します。
(2)だんだんスピードを上げながら5回以上、はっきりと発声し続けます。