イメージ(写真提供:photo AC)

「ひとり旅をしてみたいけれど、どう過ごしたらいいかわからない」という方は、旅のメインイベントを決めるといいかもしれません。「あの有名なカフェに行きたい」「この列車に乗って駅弁を食べてみたい」など、主となる目的を中心に考えれば、宿や交通手段、ほかに行ってみたい場所などの計画が立てやすくなるのではないでしょうか。

私自身は、クリスマスに毎年お取り寄せしていたシュトレンの実店舗に行ってみたくて、飛騨高山に。新酒のお披露目を兼ねた酒蔵見学で盛岡へ。余市の有機栽培ワイナリーでぶどう摘みボランティアに参加し、松本のクラフトフェアでは何時間もかけて器探しをしました。

発売日や開催日などの日程が決まっているイベントは特に予定が立てやすいので、半年や1年かけて、その日に向けて旅プランを練るのも楽しいですよ。そのために私は日頃から、行ってみたい店、食べてみたいもの、旬の食材の収穫ツアーなどの情報を集めてメモしています。

そしてもうひとつこだわっているのが、とにかく身軽であること。旅先の市場で買った新米やりんご、瓶に入った醤油といった重いものは宅配便で自宅に送ればいいので、バッグが大きい必要はありませんから。

最近、明石で念願の〈ひとり寿司〉に挑戦しました。フレンチと寿司はおひとりさまにはハードルが高いと思っていましたが、昼網で獲れた新鮮な魚を味わい、淡路島の絶品ウニはおかわりもして満喫。50代になっても、まだまだ大人の階段を上ることができるのですね(笑)。次は、神戸で餃子とビールをお目当てに町中華のはしごを計画中です。