初対面の人には「キャラ設定」を明確に

勉強会や交流会など、初めての場所に行った時も同じです。

感想を求められたらいいことを言おうとせずに、「初参加だったんですけれど」と一言添えて、あとは素直な気持ちを伝えれば問題ありません。

『誰でもできるのに9割の人が気づいていない、話し方・つながり方』(著:今井孝/幻冬舎)

「初めてなので難しくてわからなかったんですけれど、これから勉強させていただきます」
「初参加でドキドキしたんですけれど、いい人ばっかりで安心しました」
このくらいで大丈夫です。むしろ、正直な感じがあって、好感を持たれるんじゃないでしょうか。

キャラ設定を明確にするということは、簡単なわりにこのぐらい強力なのです。

「格上の人と話す時に緊張してしまう」というケースでも同じです。例えば、会社の上司や社長、またはパーティで会った業界の有名人などに対して、「何を話せばいいかわからない」「気を使う」「緊張する」ということもあると思います。

この緊張も、自分が何者なのかを忘れているのが原因です。