「等身大の男を描いているからこそ、誰もが感情移入して観られるのでは?」(撮影:本社写真部)

ジャニーさんに「不良」と言われていた2人が

「『DREAM BOYS』に対して、ここが熱いと思うところを教えてください」という質問には――

「ただ単に熱いだけではなく、物語のなかに仲間との出会いと別れなどの悲劇がある。その部分に、ジャニーさんらしさが色濃く出ていると思います」(菊池さん)

「輝かしい部分とそうじゃない部分、陰と陽をリアルに生々しく描いている。等身大の男を描いているからこそ、誰もが感情移入して観られるのでは?」(田中さん)

同期入所でプライベートでも仲が良いという2人だけに、会見中の息もピッタリ。「絆を感じさせるエピソードは?」という問いに、声を揃えて「そうですねえ……」と言った際には、会場に笑いが広がりました。

「とにかくずっと一緒にいた仲間で、(田中さんについて)知らないことはおそらくないと思う。そしてジャニーさんからは、僕たち2人まとめて“不良だ”と言われていたので、そんな2人が帝国劇場の真ん中に立つというのは感慨深い。ジャニーさんは今頃、腰を抜かしていると思います」と菊池さんが言えば、すかさず田中さんが「ジャニーさんが止めに来る前に、サッとやりたいです(笑)」と返し、会見はテンポ良く進んでいきます。