「効く」風呂カラオケ、5つのポイント

ここからは、今日から始めるための実践ガイドです。

・POINT1 今こそ歌おう、昭和のヒット曲。日本レコード大賞受賞曲・懐メロ人気曲、童謡・唱歌がおすすめ

昭和の日本レコード大賞受賞曲や、懐メロの人気曲は音域が広い歌が多く、歌詞やメロディーを思い出しやすいのでおすすめです。

好きな曲、感情を込めて歌える曲を選んでください。

・POINT2 時間は10分以内

風呂カラオケは、「10分以内」がルールです。

お風呂で溺れる高齢者は、高温のお湯に15分も20分も浸かり、脳貧血になったり、熱中症のため意識不明になったりして湯船に沈んでいます。

「お湯の温度は41℃まで。時間は10分まで」が、安全とされています。

「3曲で10分まで」の持ち歌をいろいろ用意しておく。歌い終わったら、血圧が急降下しないよう湯船からゆっくり出る。これで「お風呂での溺死」を、劇的に減らせます。

・POINT3 3曲がちょうどいい。定番の1曲目で、のど診断

定番曲を決めて、1曲目は毎回「1番」を2回歌います。

同じ歌を毎日2回歌い続けることで、「今日は高音が出にくい。風邪ぎみ?」「息がいつもより続かない気がする。2回目も同じだったら問題だ」など、その日の健康状態を、のどの調子から自分でつかめます。

あとの2曲は自由に、楽しんで歌ってください。