(写真提供:Photo AC)
かつては白粉(おしろい)とも呼ばれたほど肌を白く見せ、粉っぽい仕上がりだったフェイスパウダー。時代と共に進化し、大人の肌にしっとりなじんで清潔感を与えるほか、弱点をカバーしてくれるなどメリットがたくさん。ヘアメイクアップアーティストの山本浩未さんが活用術を教えます (撮影◎天日恵美子(人物)、小川 剛(商品) ヘアメイク&モデル◎山本浩未 取材・文◎片岡えり)

Q)キレイに仕上げるコツが知りたい

A)
透明感のある自然な肌に仕上がる最新パウダー。キレイに塗布するには、ちょっとしたコツがあります。

「使う道具はパフでもブラシでもいいけれど、大事なのは最初に全体にしっかり粉を含ませること。

そして表面の余分な粉を払って肌にのせれば、粉がつきすぎて厚塗りになるという失敗を防げます。最初にとった粉で全顔塗布が基本です。塗布する順番も大事。

輪郭から塗ると顔が締まって見え、汗によるくずれの予防にもなります。仕上がりが粉っぽく感じたら、化粧水ミストをひと吹きしてなじませて。初心者は大きいパフや毛量たっぷりのブラシを使うと薄く均一に塗れますよ」(山本浩未さん。)