「睡眠ホルモン」の異名を持つメラトニン

良質な睡眠の第一歩は、毎朝決まった時間に起きることです。

よく休日に「寝だめ」をする人がいますが、睡眠の貯金は不可能なばかりか、睡眠のリズムが不安定になってしまいます。平日はもちろん、休日も同じ時間に目覚めるように目覚まし時計をセットしてください。

『スッキリ出る!直腸ストレッチ 一日3分で「出口の詰まり」を取って便秘を解消するセルフケア』(著:高林孝光/CCCメディアハウス)

目が覚めたら、まず部屋のカーテンを開けて、朝日を浴びます。こうすることで、脳からのメラトニンの分泌を抑えることができます。

「睡眠ホルモン」の異名を持つメラトニンには、睡眠と覚醒のリズムを整え、自然な睡眠へ誘う作用があります。メラトニンは起床してから14〜16時間後に徐々に分泌され、分泌のピークを迎えると眠気を覚えるようになります。こうして睡眠のリズムが整うわけです。