イメージ(写真提供:photo AC)
元気な体を維持するには、血管や骨、筋肉を健やかな状態に保つことが不可欠です。食事でそれらを強化するアイディアを、管理栄養士の本多京子さんが指南します(構成=上田恵子 イラスト=フジマツミキ)

「血管や骨、筋肉を健やかな状態に保つ食事の基本」からつづく

本多さんアイディア料理

【高野豆腐のそぼろは高たんぱく】

たんぱく質は摂りたいけれど、ボリュームのある肉を大量に食べるのは難しくなるシニア世代。常備してほしいのが、「高野豆腐のそぼろ」です。

高野豆腐は高たんぱくでコレステロールもなく、低価格。カルシウムや鉄などの成分も含まれています。さらに賞味期限が長く、場所もとりません。

作り方はすりおろして、煮るだけ。そぼろはブロッコリーと和えたり、だし巻き卵に混ぜて焼くなど、いろいろ使えて便利です。

 

「高野豆腐のそぼろ」の下ごしらえ(作りやすい分量)

●「高野豆腐のそぼろ」の下ごしらえ
鍋に高野豆腐を30gほどすりおろし、そこにだし3/4カップ、砂糖大さじ1、みりん・醤油各大さじ1/2を加えて火にかける。
混ぜながら汁気がなくなるまで15分ほど煮て、冷めたら冷凍保存袋に入れて冷凍する。

 

●高野豆腐そぼろの三食丼

●高野豆腐そぼろの三食丼
炒り卵、<その1>の青菜のみじん切りとともにご飯にのせれば華やかな三色丼に