2022年は生活の中心になる「家」にスポットライトがあたる1年。大事なポイントをおさえておけば、よりよい流れを引き寄せられます。人気風水師として信頼を集め、著書に『人生が変わる! 住んでイイ家ヤバい家』などがある愛新覚羅ゆうはんさんが、お金をかけず、簡単に実践できる「運のいい部屋づくり」を指南します(構成=島田ゆかり イラスト=きじまももこ )
「破壊」と「再生」が背中合わせになる年に
風水で2022年は「五黄土星」が中宮に入る星回りのため、「初心に帰り、自分の立ち位置を見直す」「ゼロに戻る」という流れの一年になります。年の前半で思いがけないものを失ったり、転職や転居をせざるをえなくなったりと、何かしら強制的なリセットがかかるかもしれません。しかし、8月以降にそのことが収穫につながり、「手放してよかった」と思えるようになるはず。つまり、今年は「破壊」と「再生」が背中合わせになるということ。ショックな出来事があっても慌てず騒がず、「そういう流れなのだ」と受け入れれば、徐々に状況は好転していくでしょう。
また、今年の吉方位は、東西南北のどれにも当てはまらず、中心にある年。ですから、自分自身の気持ちや、体でいえば背骨や腸、場所でいうなら、生活の中心となる「家」にスポットライトが当たる一年といえるでしょう。そのため、いつも以上に、住まいを整えることが重要になります。
なかでも大切にしてほしいのが、「家の中心点」です。自宅の中心点を出す方法は、下記を参考にしてください。この点から半径1メートル以内には何も置かず、清潔でスッキリさせておくこと。とはいえ、「ちょうどその場所にシンクがある」「どうしても動かせない家具がある」「お風呂がある」などという場合もあるでしょう。その際は、中心点の真上にある天井部分に1センチ角くらいの黄色い紙やマスキングテープを貼ってください。自然界の理を説く思想の陰陽五行で
●「家の中心点」の見つけ方
家の図面の四隅から対角線を2本描き、交わるところが「家の中心点」です。ただし、家が四角ではなく張りや欠けがある場合、欠けている部分が少ないならあると見なし、欠けている部分が大きいなら、ないと見なして線を引きましょう