お金を盗んだとあらぬ噂を流す叔母
ご相談にのっていただきたいのは、叔母(60代後半)のこと。叔母は、5人いる父のきょうだいの下から2番目の妹で、私とは15歳ほど離れています。
両親は、私が中学生のときに食堂を開店。この頃、私は叔母宅へ呼ばれました。そこで告げられたのは、私の母が不倫をしているということ。相当なショックを受けて、母を信じられなくなりました。叔母はその後も延々と、母が浮気をしていると言い続けたのです。
最近では、東日本大震災のとき、わが家は車をすべて津波で流されたのに、3台も車を持っている叔母は買い物に誘ってもくれませんでした。
さらに、避難所を仕切っていた叔母は、食べるものに困っているわが家を、配給リストに載せなかったのです。育ち盛りの男の子を抱え、危うく餓死しそうになった私は、避難所で叔母に詰め寄りました。「この柱でも代わりに食えと言うの?」と。
実家の食堂は、10年前に母が亡くなってからは父が一人でやっていましたが、津波で流されました。なんとか再建したものの、叔母は急に食堂に通いはじめ、今ではすべてのことを独断で決めています。父は叔母の言いなり。
私は極度の難聴にもかかわらず、接客係をやらされました。母の生前は、厨房を任されていたのに。
今、私は叔母に「窃盗をした」という噂を流されています。レジのお金が足りないのを、私のせいにされたのです。それでもう、父の食堂に行くのはやめました。
叔母は町内会の婦人部長ですし、近所の体操サークルなどにも参加しています。そこで私が窃盗をしたと言いふらしているようなのです。
先々月、私の息子の一人が勤務先から契約を打ち切られました。息子は叔母の夫と同じ業界で働いています。私は、窃盗の噂が伝わったのではないかと不安でたまりません。
最近、更年期なのか、ずっと家にいてうつうつとしています。自分本位の身内とは、どうつきあえばよいのでしょうか。
(宮城県・主婦・53歳)