巣ごもり生活で、体が重いと感じている人は少なくないでしょう。そこで毎日の習慣にしたいのが、「ラジオ体操」です。単なる準備運動と思ったら大間違い。ポイントを押さえて動作を行うことで、うれしい健康効果が得られるのです。「いち、にっ、さーん、しっ」と慣れ親しんだリズムに乗って全身を動かし、軽やかな心と体で元気に過ごしましょう(実演:平井孝子〈全国ラジオ体操連盟理事/指導委員〉 撮影:本社・八木沼 卓 構成:本誌編集部)

【6】体を前後に曲げる運動・・・【9】体を斜め下に曲げ、胸を反らす運動

筋トレもウォーキングも続かないというあなた。今年は「ラジオ体操」を習慣にしませんか? おなじみのあの運動には、さまざまな健康効果が秘められていました。

 

【10】 体を回す運動

背骨や腰を360°動かして、体幹の安定性を引き出す。
背中やおなかまわりの筋肉を刺激して全身のゆがみを調整。

《START》 軽く手を握り両腕を右横に上げる

軽く手を握り両腕を右横に上げる

 

1) 両腕で円を描くように、体を下から左へ大きく回す

両腕で円を描くように、体を下から左へ大きく回す

 

2) 腕が左横まで来たら、動きを止めずに反対側へ

腕が左横まで来たら、動きを止めずに反対側へ

START~(2)までを2往復

《アドバイス》

おへそを軸に、コンパスで大きな円を描く気持ちで体を回す。ひじやひざが曲がっていると腰を痛めるので要注意