気品に満ちた美人画の第一人者による特別展

美人画の名手として近代日本を代表する女性画家・上村松園(1875~1949)。彼女の生誕150年を記念し、初期から晩年までの22点の名品を通じてその魅力に迫る展覧会が、山種美術館(東京・渋谷)にて開催されます。

1875年(明治8年)に京都で生まれた松園は、幼い頃から絵を描くことを好み、外形の美しさだけでなく精神性を伴った理想の女性像の表現を、生涯をかけて追及しました。そして1948年、73歳のとき、女性として初めての文化勲章を受章しました。

本展では、松園と親しく交流を重ねていた本館の創立者・山﨑種二が築き上げた、日本有数の松園コレクションを一挙に公開します。加えて、松園の言葉や直筆の手紙もあわせて展示し、松園の世界を存分に堪能することができます。

上村松園 《春芳》 1940(昭和15)年 絹本・彩色 山種美術館
上村松園 《姉妹》 1903(明治36)年頃
絹本・彩色 個人蔵
上村松園 《つれづれ》1940(昭和15)年頃 絹本・彩色 個人蔵

また、松園と同時期に東京で活躍した美人画家・鏑木清方(かぶらききよかた)が手がけた珠玉の名品も同時に展示。“西の松園、東の清方”と呼ばれる美人画の大家の作品が並ぶ、貴重な機会です。

さらに、同じく25年に生誕130年を迎える小倉遊亀(1895~2000)や、生誕120年の片岡球子(1905~2008)など、松園と同時代の画家から現在活躍中の若手作家たちによる女性像を描いた作品もあわせて紹介します。


【応募締め切り日】5月14日(水)
※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます(5月下旬頃予定)

■開催概要
特別展「生誕150年記念 上村松園と麗しき女性たち」
会期:5月17日(土)~7月27日(日)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(7月21日(月・祝)は開館)、7月22日(火)
会場:山種美術館(東京都渋谷区広尾3-12-36)
≪アクセス≫
 JR「恵比寿」駅西口・東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅2番出口より徒歩約10分
 「恵比寿」駅西口から日赤医療センター前行都バスで「広尾高校前」下車徒歩1分
 「渋谷」駅東口から日赤医療センター前行都バスで「東4丁目」下車徒歩2分
入館料:一般1,400円、大学生・高校生1,100円、中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)

主催: 山種美術館、日本経済新聞社

●公式サイト:https://www.yamatane-museum.jp/exh/2025/uemurashoen.html
●お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

 

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