【神崎神社(かんざきじんじゃ)・鳥取県】
龍が握る「幸せ玉」真下で願うとご利益が
鳥取県の保護文化財にもなっている神崎神社。本殿は鳥取藩のお抱え宮大工・小倉園三郎によって建立された。拝殿の向拝(張り出した屋根)天井に彫られた龍は、その繊細で躍動的な姿が迫力満点。足元に示された「宝珠の真下」の文字から見上げると、龍が握る「幸せ玉」を真上に見ることができる。ほかにも鳳凰や蝶、葡萄とリスなど、見事な彫刻が楽しめる。
※「崎」は正しくはタツサキ

豪快な刀法で彫られた龍
DATA●鳥取県東伯郡琴浦町赤碕210