フランスを中心とした海外作品と日本人作家の作品を集めた「日本・フランス現代美術世界展」が東京都港区の国立新美術館で開催されている。8月17日まで。入場無料。
26回目となる今年は、「サロン・ドトーヌ」や「ル・サロン」などフランス画壇を牽引する重鎮作家の作品のほか、アメリカ、オランダ、中国の多国籍作品が加わった海外からの約100点を紹介。
さらに、日本を中心に活躍する作家による作品約440点を合わせた計540点超が一堂に会する。

さかもと未明さんによる作品(作品内の新聞記事出典元は①産経新聞 昭和55年1月7日付朝刊、②産経新聞 平成14年10月15日付号外、③産経新聞 平成27年2月4日付朝刊。無断転載・複写不可)
アーティストのさかもと未明さんによる、拉致解決を祈る連作絵画など6点も展示。さかもとさんは、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で、2020年に死去した横田滋さんへの鎮魂の思いを込めたという。
【第26回日本・フランス現代美術世界展】
会場:国立新美術館 3A・3B展示室(3階)
東京都港区六本木7-22-2
会期:2025年8月7日(木)~8月17日(日) ※12日(火)は休館日
時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)