猫ミームってつまり……
ヒャダ TikTokヒットメドレーみたいなのを見てると、「ヤバい、3曲くらいしか知らない」みたいなときもありますね。
能町 というか私、TikTokを見てないから。
久保 私は最近、猫ミームの猫ダンスをやっちゃうくらいだから。
能町 それにも全然ついていけないです。
久保 いま大流行りですわ。TikTokやツイッターで、「猫の動画を合成して自分語りをする」という新しいジャンルができてて。
能町 (検索して)あ、猫ミームたくさん出てきた。「別れるまでの同棲カップルの1年」というのが出てきました。
ヒャダ ああ、つまんなっ……。
久保 いやこれが、つまんないけど猫がかわいいから見ちゃうの。それがすごい大発明なの。
能町 なるほどね。
──それ、水森かおりのドミノ(*)じゃないですか!
*2023年の紅白で、水森かおりの歌唱と巨大ドミノが抱き合わせで放送。ドミノがメイン画面、水森かおりがワイプ画面という本末転倒の構成になった。
一同 (笑)
能町 そうだ(笑)!
ヒャダ 「水森かおりのドミノ」っていいですね。新曲のタイトルみたい(笑)。
久保 使ってみたい。「それ、水森かおりのドミノじゃねえか!」(笑)。
ヒャダ それで思い出したんですけど、僕、とある芸人さんと「TikTok用の曲を作ろう」という話になって。その人たちも曲を作れるので、「思いついたやつをちぎっては投げ、ちぎっては投げで作りまくろう!」ということで、6時間で15曲作ったんですよ。
能町 すごっ。
ヒャダ でも全部くだらないやつですよ。「歌舞伎揚ブチ上げ!」みたいな、15秒くらいで終わる曲。で、「曲はできたけど動画はどうする?」と聞いたときに、「事務所にかわいい子がいっぱいいるから、かわいい子にニコニコさせてればいい」という話になって(笑)。でも真理だなと思ってるんですよ。「かわいい子が映ってれば見ちゃう」という、ただそれだけ。で、そこで鳴ってる音がキャッチーだったら、もしかしたらバズるかもしれない、という。本当に身も蓋もないんですけど。
──実際そうなってますよね。「女の子がただ散歩するだけ、ただし服の下はノーブラ」という「ノーブラ散歩」も、今や激戦区のジャンルになってますし。