多くの通販サイトでは複数種類の決済方法が用意されています。総務省が令和4年度に行った調査によると、特に人気なのは「クレジットカード払い」で、全体の75.9%を占めるという結果になりました。また、クレジットカードを持っていない人には「コンビニ払い」や「銀行振込」「代引き」などの決済方法も支持されています。今回は通販サイトで一般的な5つの決済方法と、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
クレジットカード払い
クレジットカードの番号や有効期限などの情報を記入して支払う決済方法です。
<メリット>
・クレジットカードの利用代金に応じてポイントを獲得できる。
・毎月のお金の管理がしやすい。専用アプリやウェブサイト、紙の利用明細で、いつ、どこで、いくらの買い物をしたのかを一覧で確認できる。
<デメリット>
・カード情報が流出し、不正利用されてしまうリスクがある。
クレジットカードで支払う際は、信頼できるサイトかどうか見極めることと、支払った際にメールやアプリで通知されるよう設定しておくことが大切です。
代金引換
商品を受け取るときに代金を支払う決済方法です。
<メリット>
・商品と引き換えに代金を支払うので、「入金を済ませているのに商品が届かない」といったトラブルの心配がない。
<デメリット>
・商品代金と送料とは別に代引手数料がかかるため、他の決済方法を選んだ場合よりも支払い金額が多くなってしまう。
・宅配ボックスや置き配が利用できない。留守中に配達員が来た場合は再配達してもらうことになる。
・現金でしか支払えないことが多く、荷物が配達される前に必要な額を用意しておく必要がある。
※配達業者によってはクレジットカード払いに対応していることも。