12日の放送回では、多岐川がライアンこと久藤と懇意にしていて、アメリカで視察した温かい家庭裁判所の様子やありかたに影響を受けていたということ。

大学生となった直道がかかわっている東京少年少女保護連盟のもとになった活動を、日本に初めて取り入れた人物だったことが判明するなど、多岐川の人となりや背景が徐々に見え始めた回となりました。

また最後には、朝鮮に帰ったはずの女子部の同期、チェ・ヒャンスク(ハ・ヨンスさん)が”香子(きょうこ)”として再登場するという、衝撃的なシーンで幕を閉じました。

ナゾだらけの展開に、ネット上では「ヒャンちゃんは多岐川さんの妻でなく、汐見さんの妻、ということだよね?」「なぜ香子? そして日本に?」「多岐川さんがやたらと香子ちゃんと言っていたのはなぜ?」「ヒャンちゃんの眼が泳いでいた演出が何かを物語っているようで…」「とにかくまた一人、生きていてくれてよかった!」という声が見られています。

朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデル。昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメントです。

仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演し、尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。

主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。

2024年度前期 連続テレビ小説虎に翼
【放送予定】 毎週月曜~土曜 ●総合 午前8時~8時15分
 ●総合 午後0時45分~1時00分(再)
 ※土曜は一週間を振り返ります
<毎週月曜~金曜>
●BS・BSプレミアム4K 午前7時30分~7時45分 ほか
【 作 】 吉田恵里香
【出演】伊藤沙莉/
 石田ゆり子/岡部たかし/仲野太賀/森田望智/上川周作/
 土居志央梨/桜井ユキ/平岩 紙/ハ・ヨンス/岩田剛典/戸塚純貴/
 松山ケンイチ/小林 薫