知られざるムシの世界へようこそ

昆虫は、地球上で報告されている生物種の半数以上、約100万種を占める最大の生物群です。
ひとくちに昆虫といっても、体のつくりや行動のしかた、能力など、その実態は多様。一般的には知られていない昆虫も数多く存在します。
本展では、国立科学博物館の研究者によるマニアックな視点と、研究者セレクトのマニアックな昆虫標本で、昆虫の知られざる一面を深掘り。最新研究も織り交ぜ、クモやムカデなどを含む「ムシ*」たちの多様性を、深く、面白く解説しています。
(*本展では昆虫をはじめとする陸生の節足動物を「ムシ」として扱います)

展示には、驚きのポイントが盛りだくさん。なかでも2mを超える巨大模型は必見!
オオセンチコガネの飛ぶ姿や、エゾオナガバチが体を変形させて産卵する様子など、研究者が細部までこだわって監修し再現された大迫力の模型が、なんと5体も登場します。

また、10cmを超える巨大なカブトムシから、1mmにも満たない微小なハチまで、そうそうお目にかかれない不思議なムシが大集合。見た目からは想像もつかないその正体には、驚かされること必至です。

さらに、アメリカで221年ぶりに「ジュウサンネンゼミ」と「ジュウシチネンゼミ」の2つのグループの素数ゼミが同時に大発生したときの鳴き声を聞いたり、シタバチを引き寄せるにおいを嗅いだり、タマバチがつくる「虫こぶ」に触ったり……見るだけでなく、触って、嗅いで、聞くことで、ムシを体験することもできます。

一度訪れたら、大人も子どももムシの沼にハマってしまうこと間違いなし。知的好奇心くすぐるムシの世界をぜひお楽しみください。


【応募締め切り日】9月1日(日)
※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます(9月初旬頃予定)
 

■開催概要
特別展「昆虫 MANIAC」
会期:開催中~10月14日(月・祝)
開館時間:9時~17時(入場は16時30分まで) ※ただし毎週土曜日および8月11日(日)~15日(木)は19時まで延長(入場は18時30分まで)
休館日: 9月2日(月)、9日(月)、17日(火)、24日(火)、30日(月)
会場:国立科学博物館(東京都台東区上野公園 7-20)
JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分
入館料:一般・大学生2,100円、小・中・高校生600円

主催:国立科学博物館、読売新聞社、フジテレビジョン
協賛:DNP大日本印刷
監修:井手竜也[ハチ類]/総合監修 国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究員
野村周平[コウチュウ類]/国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ グループ長
神保宇嗣[チョウ・ガ類]/国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究主幹
清 拓哉[トンボ類]/国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究主幹
奥村賢一[クモ類]/国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ 研究員

●公式HP:https://www.konchuten.jp/
●お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)、03-5814-9898(FAX)
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