出会うタイミングは大事
さらに、「ケイさんも活動の中でいろいろな男性を見てこられたので、それまでの男性と比べることで、この素敵な男性の良さを判断できて決断できたのだと思います」と言うと、ケイさんは「婚活を始めたばかりの頃に会っていたら、もう少し他の人とも会ってみようと見過ごしていたかもしれません」と振り返りました。“今”だからこそ結ばれたご縁を実感。
確かに、出会うタイミングって、大事です。“まだ次がある”と思っていると、今、目の前にいる人の良いところに気づきにくくなることもあるでしょうし、そもそも“次”が来ないことだってある。そうしてどんどん会っていくうちに、自分に合う男性がどんなタイプなのか、なんとなくわかってくるものです。
ケイさんのように結婚相談所に入会している場合は、男女の性格や条件を客観的に見てくれるカウンセラーが意外な相手を推薦することもあるので、新たな発見もあるはず。それに住まいのある自治体で何かしらの婚活支援を行なっている場合もありますし、出会いがない時は、まずは身近なところから、出会いの方法を探してみるのも手だといえます。
私自身は予想外に約1,000人もの男性と婚活で対面してきましたが、正直なところ、結婚適齢期といわれる年齢になっても、ほとんど結婚に興味がありませんでした。ただ、一人っ子ということもあって、私が血縁を絶やしてしまうとあとが無い状態。なので、結婚したいというよりも子どもが欲しいな、と考えたんです。となると、ひとりで育てるよりはやっぱり、結婚したほうがいいのかなと思うようになり、まわりもどんどん結婚し始めた35歳を過ぎてから、やっと重い腰をあげて婚活を開始。合コン、人の紹介、婚活パーティー、結婚相談所その他、とにかく出会いのありそうなあらゆるところに勇んでいったものの、最終的に婚姻届を出したのは40歳になる前日。長い時間がかかりました。