【タイミング2】あふれたら捨てる

隙間なくしまうのはNG。風通しよく余裕ある収納を

あふれたら捨てるものリスト

 □ 気に入っていない服やバッグ
 □ サイズが合わない服
 □ 着心地(履き心地)が悪い服や靴
 □ 使っていない家電類
 □ 使用目的不明のケーブル類
 □ 修理代が高くつくもの
 □ なくても困らないもの
 □ 十分モトを取ったと思えるもの
 □ 複数ある似たようなもの
 □ 古びたもの、劣化しているもの
 □ 聴かないCD、観ないDVD、読まない本
 □ 紙袋類

***

使わないならゴミ同然迷うなら一度使ってみる

「あふれたら捨てる」というと、収納に入りきらなくなって床に積み上げるようになったら、とイメージするかもしれませんが、そうではありません。クローゼットや引き出し、棚、納戸などの空間に余裕があり、入っているものが見渡せる量が適量。それを超えたら「あふれた」と定義します。

クローゼットは服と服の間に隙間があるくらい、引き出しも開け閉めがスムーズな状態が適量です。納戸の奥に何が入っているか、すべて見えますか? 出し入れはスムーズですか? そうでなければ「あふれて」いるといえます。

「うちは収納スペースが少ないので仕方ない」という方もいますし、実際そういうケースもありますが、まずは今収納されているものが「本当に必要なものか」見極めましょう。

スッキリ暮らすためには、収納の中のものは、全体を見渡せる量が目安。そこに入れるべきものは、毎日よく使うものや大切な思い出の品、緊急時のためのストックなど。不要なもので大切なものが埋もれてしまうのでは本末転倒です。

持っているものをよく見ると、用途が似たものや、すっかり忘れていたものもあるはずです。捨てられない服は、着て出かけてみましょう。着心地が悪かったり気持ちが上がらなかったら処分してもいいですよね。買い取りサービスを利用する手も。

そして重要なのは、捨てた後のスペースをキープすること。見渡せる量を超えたらあふれたと判断し、取捨選択する習慣をつけましょう。

 

《ルール3》使っていないものは迷わず処分

古い家電や使っていない調理器具、何年も袖を通していない服、何に使うかわからないケーブル類などが貴重な収納スペースを占めているなら思い切って処分し、必要なもののために場所をあけておく。

 

《ルール4》全部見渡せる量が「適量」

ものは使うために収納するのです。何が入っているか全貌が見えないクローゼットや、あふれるほどものでいっぱいの引き出しは収納過剰状態です。自分が所有しているものをすべて把握できる量に収めましょう。