ダッフィーには会っておく
さて散策は続きます。
ここで気づいたのは東京ディズニーランドに比べると、こちらの方が圧倒的におばさんの入園率が高いことです。あくまで目算ですが3人組のご婦人方が多かったような。そう言えば東京ディズニーシーのコンセプトに「大人のディズニー」があったような記憶があります。言われてみれば園内、ディテールのひとつひとつが落ち着いているような……。
と、しみじみしたところで我々が向かったのは東京ディズニーシーが生んだ、ビッグスター・ダッフィーのいる『ケープコッド』へ。“ここでしか会えない”キャラクターのダッフィーと、一緒に写真が撮影できる『“サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック』があるのです。記念写真、残したいじゃないですか。
パークの回り方として個人的に提案したいのが「何かひとつ目標を決めて、それをクリアする」。アトラクションに乗る、何かを買う、キャラクターと写真を撮る。この目標を達成すると充足感が増すと思うのです。ここは魅惑的な誘惑が波のように押し寄せてくるテーマパーク。あれもこれもと欲張っても、なかなかクリアできないので、何か一つを掲げてみるのはいかがでしょうか。
さてダッフィー。ミッキーのように溌剌とした雰囲気もいいけれど、見た目もトークもほんわかしたダッフィーもいいんですよね。『アーント・ペグス・ヴィレッジストア』に編集長とも立ち寄りましたが、二人ともぬいぐるみの棚をじっと眺めてしまうほど、彼が心に棲みついたようです。疲れているんでしょうか。