動物愛護の活動は、日々忙しい

青木さんと杉本さんの2ショット
動物愛護活動の先輩・杉本彩さんと。彩さんプロデュースのお鍋の取材で

動物愛護の活動は、日々忙しい。動物は生きているから、生活だから、ごはんもそうじも散歩だって、年中無休なのだ。

同じく動物愛護の仲間であり、先輩の杉本彩さんにNPOの事情と困りごとを伝えてみると、どちらも似たような状況であると教えてくれた。

「彩さん、殺処分数って減ってるんですかねえ」

「発表されてる殺処分数は減っているけど、不幸せな動物が減っているかというと、また違う話だね」

「10年前と何か変わってる感じがしないですね体感では。むしろこちらが年を重ねて、ボランティアスタッフも先輩も多くて、5年後に同じ労力、寄付が続けられると思えないですよ」

「そうだね、努力しても成果が出ない、出てる感じはしないね」

「彩さんもですか。困ったな。いやー、時々ですねえ、一抜けた、と言いたくなることありますよ、わたしは」