『なんで私が神説教』(写真提供:日本テレビ)

<前回のあらすじ>

わけあって2年間、実家にこもってニート生活を続けてきた28歳・麗美静。

人と接することが苦手だし、声も小さいし、自分の考えを表に出したくもない……そんな静が、母・叶子(堀内敬子さん)とその友人・加護京子に強引に説き伏せられ、渋々社会復帰。しかもいきなり高校教師をやる羽目に……。

嫌々ながらも、京子が校長を務める私立名新学園2年10組の担任をやることになった静。しかし、ソッコーで生徒たちにナメられて、誰も話を聞いてくれない!

そんな中、負けず嫌いの静は、ついカッとなって一軍女子のリーダー・陽奈(清乃あさ姫さん)に「黙れガキ」と言い放ち、陽奈たちを敵に回してしまう。

すると静のことを正義の味方とでも思ったのか、陽奈にイジメられている彩華(豊嶋花さん)が「私を助けてください」と静に救いを求めてきて――。

やる気ゼロなのに、教師として、したくもない《説教》をする羽目になる静!

「いじめ」を「イジリ」だと主張する生徒らに静が繰り広げるのは、とんでもない《説教》で――!?

 

説教後職員室に戻った静を、浦見が「本当に素晴らしいお説教だった。生徒への愛を感じたよ」と称えるが、静は「生徒に愛なんて全然ありません」と、スマホの画面を見せる。

画面には、さっきの説教の文言がびっしりと書かれていて……。

「こんな長い文、神様じゃなきゃ覚えられないんで…これ見ながら説教しました」と、しれっと種を明かす静。

その後、学校を出る静を待ち伏せていたクラスの生徒・海斗(水沢林太郎さん)は、「ねえ、先生ってSEEなの?」と問いかける。

海斗の言葉に驚く静――。《SEE》とは!?