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「エスカレーター」や「サニーレタス」は元々商標だった?

伊藤ハムの「女子高生」は、一般名称を商標登録したパターン。ほかにも味の素の「女子力」や日清食品の「推しメン」など、調べてみると意外な言葉が思わぬ企業に登録されています。

逆に、商標が一般名称化したパターンも。例えば「エスカレーター」や「ポケベル」などは、有名になりすぎたことによって普通の名称になった例です。「巨峰」や「サニーレタス」など、食品にも元は商標だったものがあります。

有名になるのは企業にとって嬉しいことですが、一般化しすぎて商標登録できなくなるということもあるようです。商標権について調べてみると、知らなかった企業の狙いや思惑が見えてくるかもしれませんね。