家計簿も1年前にやめた。今は服や美容院、外食などの出費を書き留める程度

 

やりくりと節約ライフの楽しみ

ブログや著書では、生活費の詳細も公開しています。長年、パートの収入12万円程度で暮らすようにしてきました。

ローンは完済しましたが修繕積立金と管理費が月3万円、光熱費や保険、通信費などの固定費が約3万円かかります。残りの6万円のうち、食費が2万円、その他の現金支出が4万円。これで12万です。

それに60歳からもらえる企業年金と老齢基礎年金が月に約5万円ありますが、この5万円は予備費に。年間60万円になりますが、昨年使ったのは約40万円でした。交際費や歯の治療費、トイレの修理費などに充てました。残りは今年の予備費に繰り越しです。大きなお金が必要になれば、ここから使います。年に一度ぐらいは旅行にも行きたいですしね。

老後のお金については、今の生活を続ける想定で、ねんきん定期便をチェックして足りない分を計算したところ、月2万円プラスすれば暮らしていけそう。とりあえず20年分と想定し、必要になる目安の金額を正社員時代に貯金してきたので、パートに変わってからは貯金はしないことにしました。お金の目途が立っているのも、ストレスがない理由のひとつかもしれません。

月に2万円の食費と4万円のお小遣いでは、贅沢はできませんが、十分楽しく暮らせます。図書館通いと、次男に教えてもらった銭湯は時々のお楽しみ。友人と外食にも出かけます。欲しいものは、ヤフオクやメルカリで、安く手に入れます。この歳になると流行を追う必要もなく、誰かが着なくなったまだきれいな服を格安で買えるのはありがたい。家具も安く手に入ります。

ご存じの通りヤフオクは、気に入った商品を専用のサイトで探し、「この金額なら買ってもいい」という金額で入札します。最も高く入札した人が落札できるのですが、そのちょっとしたゲーム感覚も楽しい。売る人はお金を得られて、落札した人は欲しいものを安く手に入れられる。双方の利益になって、エコな買い方だと思います。

妹にやり方を教えてもらってから20年ほど続けています。最初の頃は失敗もしましたが、買い方も上手になりました。無駄なものにはお金を使わず、自分を満たすものには使う。そのおかげで、豊かな気持ちで暮らしています。

いつでも行けるように銭湯セットを用意。次男と自転車で行くのが楽しみ