狂歌を楽しむ人々

場面変わって大田南畝邸。

障子の向うから幕臣にして、江戸随一の文化人、大田南畝(四方赤良/演:桐谷健太さん)が赤子を抱きながらひょうきんな顔を見せる。

*大田は十代で出した狂詩集『寝惚先生文集』で一躍その名をとどろかせ、その後「四方赤良」という狂名で、天明狂歌をけん引する存在に。

続けて狂歌三大家の一人・元木網ら、狂歌を楽しむ人々が映る。

大田の声などで「むらむらとしてはいかがか」「むらむらに」「むらむらありたい」「むらむらで」と続く。

蔦重を「蔦唐丸」と呼ぶ同じく狂歌三大家の一人・朱楽菅江。