「死んだらダメよ!生きるのよ」

国防婦人会の民江(池津祥子さん)が「息子を立派に送り出すのが務め」と諭すと登美子は反論し、「死んだらダメよ!生きるのよ」と嵩に伝える。

そこに憲兵が現れて、登美子を反戦主義者として連行しようとする。

のぶが割って入り、「国を思う気持ちはみんな同じ」だとして、「生きて戻ってしてほしいと願うのは母親なら当然」と登美子をかばった。

嵩に「必ずもんて来。お母さんのために、生きてもんて来」と伝えるのぶ。

非国民として憲兵が登美子とのぶを連行しようとすると、嵩は登美子の行動を謝罪してその場を収めた。

その後、高知連隊に配属された嵩だったが、福岡の小倉連隊へ転属することに。

そこで出会ったのが――。