「やっぱりこういう出会いは宝物。《西荻の会》のみなさんは、素敵な人たちですからね」(佐藤さん)

松金 角野さんは、2軒目以降も美味しいお店に連れて行ってくれる。イタリアンからラーメンまで、本当によくご存じ。

あめく ラーメン店は、店員さんが石井愃一さんに似ているからみんなで見に行こう、という理由だけで連れて行ってくれたんでしたよね。

角野 そんなこともありました(笑)。でも、1軒目が寿司でボリュームがあるから、2軒目以降は軽めのものをと、考えたりはしています。

佐藤 食通だから、地方ロケの時も美味しい店を教えてくれるしね。

伊東 僕も前に、「旭川に来ています。一緒に来たいですね」って卓さんにメールしたら、「ホテルを出て右折したら、100歩くらい歩いたところに美味しいラーメン屋さんがありますよ」って教えてくれた。

佐藤 番頭さんが全部仕切ってくれるから、22年も続いているんだよ。

角野 いやいや。みなさんお忙しいので候補日をいくつか挙げて、スケジュール調整をして。連絡はショートメールでね。

あめく 角野さん、ガラケーですものね。

伊東 まだ、中折れの携帯なの?

角野 会長、《中折れ》と言うのはやめてください。男として心がくじけそうになる。《折り畳み携帯》です。

あめく 前日に確認メールもくださるし、感謝しています。

角野 それほど繁くやらないのも、長続きしている理由だと思いますよ。ほどよい距離感といいますか。「ここのところ会っていないな。ぼちぼちやりますか」って感じで。

伊東 コロナ禍で2年くらい間が空いて、久しぶりに会った時は旧友に会うような感じで嬉しかったな。うちの女房が、「お父さん、『西荻の会』はニコニコして行くね」って言いますもん。