25年振りの本格的な回顧展

大正から昭和初期にかけて活躍し、日本人としての油彩画を追求し続けた大阪出身の画家、小出楢󠄀重(1887~1931)。
楢󠄀重芸術の真骨頂といえば、日本人ならではの美しさを追求した裸婦像です。複雑な色合いとなめらかな肌の質感を巧みに表現した独自の様式が特徴で、生前から「裸婦の楢󠄀重」と称されるほど、特に高い評価を得てきました。

四半世紀ぶりの本格的な回顧展となる本展では、本格的な画壇での活動のきっかけとなった《Nの家族》(重要文化財)をはじめ、各時代における代表作を多数展示。東京美術学校時代の作品から絶筆に至るまでの作品を通して、彼が日本人としての油絵を追求する過程をたどります。
本展の最後に展示される、最晩年に描かれた裸婦像の傑作7点にも注目です。

また楢󠄀重は、ガラスに描いた絵を、絵具をのせた面の反対側から鑑賞する「ガラス絵」の技法を確立し、芸術的価値を高めた人物でもありました。
そのガラス絵のほか、素描、装幀、挿絵、随筆など、さまざまな分野で発揮された多彩な才能も、作品を通して紹介します。

小出楢󠄀重 《Nの家族》(重要文化財) 1919年 公益財団法人大原芸術財団 大原美術館
小出楢󠄀重 《横たわる裸身》 1930年 石橋財団アーティゾン美術館
キスリング 《オランダ娘》 1922年 大阪中之島美術館
※コレクション特別展示 出展作品


【応募締め切り日】9月30日(火)
※当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます
※本プレゼントは10月上旬頃の発送を予定しています。会期をお確かめのうえ、ご応募ください

■開催概要
小出楢󠄀重 新しき油絵
会期:2025年9月13日(土)~11月24日(月・休)
開館時間:10時~17時(最終入場時間16時30分)
休館日:月曜日、10月14日(火)、11月4日(火) *9月15日(月・祝)、10月13日(月・祝)、11月3日(月・祝)、11月24日(月・休)は開館
会場:大阪中之島美術館 4階展示室(大阪府大阪市北区中之島4-3-1)
≪アクセス≫
・京阪中之島線「渡辺橋」駅(2番出口)より徒歩約5分、「淀屋橋」駅(7番出口)より徒歩約15分
・Osaka Metro四つ橋線「肥後橋」駅(4番出口)より徒歩約10分、御堂筋線「淀屋橋」駅(7番出口)より徒歩約15分
・JR大阪環状線・阪神線「福島」駅/東西線「新福島」駅(2番出口)より徒歩約10分、「大阪」駅より徒歩約20分
・阪神線「大阪梅田」駅より徒歩約15分
・阪急「大阪梅田」駅より徒歩約20分
・大阪シティバス「JR大阪駅前」より53号・75号系統で「田蓑橋」下車、徒歩約2分
観覧料:一般1,700円、大学・高校生1,200円、中学生以下無料

主催:大阪中之島美術館
特別協力:芦屋市立美術博物館
助成:一般財団法人 安藤忠雄文化財団

●公式サイト:https://nakka-art.jp/exhibition-post/koide-2025/
●お問い合わせ:大阪市総合コールセンター(なにわコール)06-4301-7285
 *受付時間 8:00~21:00(年中無休)

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