<視聴者の声>

織物工場が資金難に陥り、長男まで出奔してしまった雨清水家。これまで透明人間のように扱われてきた三之丞が急に工場の社長代行に駆り出されました。部下の平井からの再建策の提案に、「ごめん…わからないんだ…何も」と悲しくつぶやく三之丞が印象的で、SNSやコメントにはさまざまな声が寄せられました。

(『ばけばけ』/(c)NHK)

「三之丞、今まで三男として家に居場所もなく、仕事場に来ても兄から「お前は来るな」と言われ、父からはほとんど無視(しかも父の方は無自覚)、兄が出奔後、急に兄どころか当主の代わりをせい、と言われる… これはキツイ」

「自分は所詮身代わり、と思い生きるのはしんどいな。そして身代わりにすらならないのはもっと身の置き場がなくて辛かろうな」

傳が倒れてしまい、タエ1人で看病は難しいと考えたトキは雨清水家を訪れます。おかゆすら炊けないタエですが、「看病の邪魔ですよ!」とトキを追い出してしまいました。

トキが雨清水家を出ようとすると、ちょうど三之丞が帰ってきました。トキは三之丞に「おばさまに看病は無理でございます」と伝えますが、三之丞は「なら、どうすればいいんだよ!なんでもかんでも押し付けないでくれ!」と怒り出してしまいます。

「自分より家族に近い位置にいる屈託ない愛されキャラのトキから、ちゃんと考えたほうがよいといわんばかりに助言されるの、本当は言われるまでもなくわかってるだけに居た堪れないし惨めだろうな」

「三之丞のメンタルが少しずつずっと抉られてて見てられない」

と三之丞の心情を思いやる声が目立ちました。