日本テレビ系列・日曜ドラマ『ぼくたちん家』

<前回のあらすじ>

動物飼育員の波多野玄一、50歳。恋愛対象が男性の、いわゆるゲイのおじさん。

アパートで動物たちと暮らす玄一は、ファミリーサイズのアイスを一緒に食べてくれる恋人がほしくなってパートナー相談所に通うものの、手応えはサッパリ。

「やっぱり、ひとりでコツコツ食べます」と肩を落とす玄一に、相談所の百瀬(渋谷凪咲さん)が一言、「恋と革命です。『人間は、恋と革命のために生まれてきたのだ』。太宰の言葉です」――。

一方、中学校教師の作田索は、ゲイなのに婚姻届を書いてみた。『夫となる人 吉田亮太。夫となる人 作田索』。受理されるはずもなく…。

恋にも人生にも冷めきっていて、恋人との別れを決断する索。ひょんなことから索と出会った玄一は、他人事とは思えずに、「だったら家を買うってどうですか?人間は、恋と革命のために生まれてきたんです!家を『かすがい』にして、俺たちの恋愛にだって意味があることを証明しましょう!」。

そんな玄一に、索の生徒・楠ほたるが突然、「3000万円あります。家欲しいんですよね。私、あなたを買います」。学校に行かずトーヨコ通いのほたるは、なぜか3000万円を隠し持っていて――!

社会の隅っこでつながった3人の奇妙な生活。仲良しの不動産屋・岡部(田中直樹さん)、索の元恋人・吉田(井之脇海さん)、オンボロアパートのオーナー・井の頭(坂井真紀さん)、ほたるのロクデナシな父・市ヶ谷(光石研さん)、そして謎多き母・楠(麻生久美子さん)らを巻き込みながら、奇想天外な方向へ…!

笑って、泣いて、笑っちゃう、奇妙なホーム&ラブコメディー、開幕!!