イラスト:佐藤ワカナ
時代が変われば文化も価値観も変わる。それはわかっていたけれど……。読者がとくに驚いた場面は──(イラスト=佐藤ワカナ)

まさか通じない!? わたしの撃沈体験

相手の冷めた目、きょとんとした顔が切ない記憶とともに蘇る……

●おひとり様でも泊まれます

旅行の話になり、「女性がひとりで旅館に泊まると、自殺するんじゃないかって警戒されない?」と言うと、皆から口を揃えて「昔!」とツッコまれた

(51歳・自由業)
●ギンギラギンじゃないほう

23歳の娘とその友人に料理を教えたときのこと。大根を「マッチ棒くらいの太さに切ってね」とお願いしたら、2人とも「?」。なんとマッチを知らなかったのです

(54歳・主婦)
●死語とはつゆ知らず

店が混雑して忙しかった日に、何気なく「今日は旗日だったからね」とアルバイトの高校生に言ったら、「え、何の日ですか?」と、まったく通じていなかった

(52歳・パート)
●孫からのリクエスト

お風呂で鼻歌を歌って気分よく上がると、それを聞いていた小6の孫に「たまには知ってる歌にして」と言われる。そうしてあげたいけど、口をついて出るのは「神田川」……

(63歳・無職)
●《天然もの》ですが

私が赤ちゃんの頃の白黒写真を大学生に見せたとき、「この色、まじオシャレ~!」と興奮していた。別にアプリで色を変えたわけではないのだけど……

(54歳・自営業)